
Amai Kimi ga Suki
あまいきみがすき
それぞれ独立した物語が収録されている。1つは、ドーナツが大好きなトップクラスの生徒・川上と、彼女を好きでいる不良・加治の話で、学校ではお互いを無視しているふりをしながらも、2人だけの時間を過ごし、食事をしたりキスをしたりする。川上はよく彼をうざがっていると口にしているが、2人の関係にはもう少し深いものがある。別の物語では、片道が好意を寄せていた相手に断られ、酔って夜を過ごした後に見知らぬ人物に助けられたが、翌朝目覚めたところは見知らぬベッドで、その見知らぬ人物のスーツケースから拳銃が見つかる。また、大佐という研究者とその大きな飼い猫は、動物と仲良くできる医学部生・藤城の存在にわずかな苛立ちを感じる。マキは電話に出ることに恐怖を感じており、上司が毎日電話をかけてくれることで、少しずつその不安が和らぐ。足を骨折して回復中の杉田は、医者の不思議な態度に違和感を覚える。ピアノ調律士の敦郎は、難儀な客と調律が難しいピアノに挑む。