
Bokura no Shikisai
Our Colors·僕らの色彩
十六歳の伊藤翔は、現代の日本の住宅街で暮らす少年で、感情に応じて世界をシンエステジックな色で認識しています。彼は、性的指向について学校や社会が容易に受け入れてくれない中で、自分自身をオープンにすることに苦しみます。彼の親友である直という少女は、他の人からは彼の恋人だと誤解されていますが、翔の性的指向を知りつつも、彼を無理に押し進めるのではなく、温かく支えています。翔は、地元のカフェを経営するオープンにゲイである阿波美也さんと出会い、翔が自身の性的指向を打ち明け、カフェの壁画を描くことになったことから、師弟関係のような信頼関係を築きます。阿波美也さんは、ゲイとして生きる上での道のりを翔に指南しますが、自身もその過程で多くの困難を経験しています。阿波美也さんの過去からやってきた人物の登場によって、困難な状況の中でも本音で生きることの複雑さが浮き彫りになります。


