

Gundam Sentinel
ガンダム・センチネル
1987年から1988年8月まで、日本のモデリング雑誌『Model Graphix』で月刊のガンダム小説が連載されました。この作品は、ベテランの『モビルスーツガンダム』ファンである高橋昌也氏によって執筆され、ガンダム世界観に対する詳細な機械設計とリアリズムの取り組みから、カルト的人気を博しました。『モビルスーツガンダムZZ』の時間軸に設定され、地球連邦のタスクフォース・アルファが、エリート連邦軍幹部によって結成された地球至上主義派の新デシデスと対峙する物語が展開されます。本シリーズでは、モビルスーツを単なるアニメ風ロボットではなく、より大型で、より強力な武装を備えた先進的な軍事兵器として描いており、登場人物も年齢層が高めとなっています。また、後に本シリーズの重要な機甲デザイナーとなる片桐一臣氏のデビュー作でもあります。この物語はアニメ化もされず、漫画としての出版もされませんでしたが、モデルキットのための短編アニメーションコマーシャルが制作されたことがあります。連載終了後、各話の内容は1989年に320ページのフォトノベル『ガンダムウォーズIII』としてまとめられ、その後1990年に『ガンダムセンチネル アリスの告白』として再出版されました。
